飯田リニア通信 更新:2025/04/27
控訴審第5回口頭弁論、4月24日
4月24日にストップ・リニア!訴訟の第5回口頭弁論が東京高裁で行われました。原告側は岐阜県瑞浪市で起きている井戸の水位低下や地盤沈下問題など、いろいろなトラブルが起きたのは、十分な事前の調査が行われなかったのに国交省が工事を認可したところに原因があって、認可が間違っていたことを示していると主張しています。被告側は、トラブルは認可の後で起きたことだから、認可とは関係ないと反論敷いていますが、理屈が間違っています。
法廷では、岐阜の岡本弁護士が意見陳述をしました。次回第6回の弁論は7月24日、また第7回は10月30日に行われることになりました。
なお、24日朝、最高裁判所前で全ての原告に原告適格を認めるよう求める情宣活動を行いました。
裁判後に衆議院第一議員会館で報告集会が行われ、沿線地域からの報告が行われました。
- 沿線地域からの報告
- 長野からは、「歴史は繰り返す?リニア駅前広場 ~ リニア長野県駅周辺の状況(PDF)」(画像付き・HTML)
- 愛知県からは、春日井市明知町で起きたリニア工事が原因とみられる水枯れ問題についての報告。
- 相模原からは、リニアの区分地上権の設定が必要なトンネル上部に、新たな道路建設で住民を立ち退かせようという計画についてほか報告。
- 岐阜からは、岐阜県内の残土処理問題(資料のみ)
- 東京外環道訴訟を支える会ニュース No.26
(2月23日の提訴7周年集会の報告など)