飯田リニア通信

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中間駅と路線は南に動いた

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 飯田市の水源域(松川ダム湖や風越山)や文化財(恒川官衙遺跡群)を「南に」!避けると…。文化財については「北に」避けることも出来たのに…

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[ 拡大 ] 方法書の図面。ルート3㎞幅、駅位置は直径5㎞の円内。青色が配慮書・方法書でJR東海が示したルートの中心線。緑色は2013年9月に公表された現在工事中のルート。明り部の延長は約3キロから約4.1キロに増えている。

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[ 拡大 ] 長野県考古学会や飯田市教育委員会は恒川遺跡郡の範囲を約500メートル四方に拡大指定。JR東海はすでに住宅地化した場所まで範囲指定したのは異例と批判。

 飯田市の中心市街地に寄せるほど(=南にうごかすほど)、明り部が長くなり、移転対象の人家が増える。

 水源や文化財も大事だが、日々生活している集落を潰すのとどちらが大切か飯田市は考えたろうか。対象地域の住民に事前に相談しただろうか。

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