更新:2018/06/18 新しい「ひな形」を用意しました。⇒ クリック

更新:2018/05/25・補足:2018/05/26

 5月20日に私たちの会では受付を締め切りました。すでに整理作業に入っているので送ってただいても提出(5月29日午前)に間に合いません。まだ審査請求書を送っていない方、これから出したい方は、国土交通大臣宛に直接郵送してください。もう書いて準備ができている人は [1]、これから書く人は [2]を読んでください。[1]の場合も、書き直せば、もちろん [2] で良いわけです。

[1] ひな形をそのまま使う場合

 余裕をみて5月31日までには投函してください(国交省は消印で受理 ※)。これをご覧になって、その気になったら、今すぐに行動しましょう。なお、提出月日、請求人、捺印、請求人の氏名・年齢・住所、口頭での意見陳述の申し出るか出ないか、を記入したか、捺印があるか、しっかり確認してください。

※ 今回の場合、処分を知った月日を3月2日にする場合は、つまりひな形を使う場合は、6月2日が期限です。消印があれば良いのですが、2日は土曜日ですから、やはり5月31日までには投函してください。ひな形をそのまま使う場合は要注意です。

[2] あわてなくても、6月以降も審査請求は出せます

 審査請求は「処分を知った日」から90日以内に出せるので、「処分を知った日」が後になればそれに応じて期限も伸びます。ただし、「処分のあった日」から1年以内という決まりです。「処分を知った日」を、このページをご覧になった日や集会などで呼びかけを聞いた時にすれば期限は伸びます。行政不服審査法第18条 に決まりが書いてあるので参考にしてください。近日中に、新しい「ひな形」を用意します。

新しいひな形(作成中)

 新しい「ひな形」と「記入例」を用意しました(2018/06/18)。

※ 内容を改変しやすいようワープロ文書版も用意しましたが、古いブラウザの一部では、doc、odt が開けないことがあります。必要な項目を忘れないように注意して、ご自分で作成した文書(手書きでも)で大丈夫です。役所が定めた用紙はありません。

重要な事

 そして、[1]、[2]のいずれの場合も、提出したことを是非とも私たちの会にお知らせください。住民の側が何通の審査請求が出されたのか把握する必要があります。 国交省は審査請求を全部で何通受け取ったか公表しません。そういう都合の悪い数字を公表しようとしません。皆さんの意思表示の意味が半減してしまいます。

mail@nolineariida.sakura.ne.jp

 ご質問も上のメールアドレスまで。

国土交通省の宛先:
〒100−8918 東京都千代田区霞が関2-1-3 国土交通省
国土交通大臣殿

「審査請求書在中」と封筒に朱書(赤い文字で書くこと)してもらえるとうれしいと国交省は言っています。


更新:2018/05/23

5月20日に受付を締め切りました。多数のご参加ありがとうございました。

更新:2018/04/15

審査請求・国交省にリニア工事の認可取り消しを求めましょう

JR東海の無謀な建設計画を認可した国交省

 JR東海は昨年9月25日に国交省に「中央新幹線品川・名古屋間の工事実施計画(その2)の認可申請」をしました。これはリニア工事実施計画の第2弾です。今年3月2日に国土交通大臣はこれを認可をしました。今回の申請は変電所や電気設備工事関連の内容です(下記参照)。工事は始まっていますが、長野県内ではトンネル掘削残土の最終処分場所がほとんど確定できない状況です。南信地域で谷に残土を埋め立て処分することは土砂災害の危険性から到底無理な話です。この計画の無謀さの象徴と言えます。工事計画は明らかに遅れ始めてます。移転対象者に対する対応も極めて不十分なままです。リニアは地域を壊します。

注:リニア計画によっておきる、環境破壊や地域への影響、リニアそのもの安全性など、リニアの問題点については、「訴訟ニュース」や「リンク集」をご覧ください。

リニア反対の意思表示をしましょう

 前回の「その1」の認可についてリニア新幹線沿線住民ネットワーク(飯田リニアを考える会・No!リニア連絡会を含む)では、行政不服審査法に基づいて、5千余通の「審査請求書(当時は「異議申し立て書」)」を取りまとめ国交大臣に提出して、認可取り消しを求めました。現在、行政訴訟として裁判が進行中です。今回も同様に「審査請求」を行います。「審査請求」は個人でもできますが、国交省は受理した件数を公表しません。よって、できるだけ多数の皆さんの書面を取りまとめて提出し、計画中止の声を世論に訴える必要があります。リニア計画の中止を求めるすべての皆さんに参加を呼びかけます。どなたでも参加できます(ただし、「リニア・ストップ!訴訟の原告」はのぞきます)。審査請求に費用は不要です。「審査請求書」の書き方、提出方法は以下。

注:「リニア・ストップ!訴訟」は「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」が提訴しました。

「審査請求書」の書き方

記入例

◎「飯田リニアを考える会」でひな形を作りました。リニア新幹線沿線住民ネットワークで作成したひな形もあります(リニア新幹線沿線住民ネットワーク作成はこのページの、「審査請求書」)。どちらを参考にされても結構です。いずれもPDFファイルです。印刷して使って下さい。

◎「4.請求の趣旨」までは、ひな形と同様に書く。

◎「5.請求の理由」については、
ひな形のままでも良いし、ひな形に書き加えても良いし、
自分で考えて書いてもらっても良い(理由部分を白紙にしたものも用意しました)。

◎一番最後に口頭での意見陳述について希望するかしないか明記してください。たとえば ⇒ 「口頭での意見陳述を  申し出る  申し出ない」(線で消すか、丸で囲む)

◎最後を「以上」でむすぶ。

◎ひな形に、必要事項(日付・住所・氏名・年齢と捺印、陳述の申し出の意思表示)を記入しただけでも可。⇒ 記入例

送り先

◎手渡しまたは郵送。FAXやメール添付は不可。

◎郵送先:〒399-3103 長野県下伊那郡高森町下市田2974-3
     「飯田リニアを考える会」事務局・春日昌夫

◎コピーを控えとしてご自身で保管してください。

◎しめきり:5月20日必着

◎「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」は、各地域のグループが連携して構成しています。各地域のグループに連絡して、郵送先など確かめて、最寄りのグループに送付、あるいは手渡していただいてもかまいません。

工事実施計画の内容

 (1)に工事実施計画が掲載されています。そのうち工事実施計画の概要は ※印の(イ)の文書です。(ア)も読まれた方が理解しやすいかも知れません。(2)は認可したという国交省のページ。(3)は認可を受けましたというJR東海のページです。

ご質問・お問い合わせ

メールアドレス:mail@nolineariida.sakura.ne.jp

「飯田リニアを考える会」
代表:米山義盛
(〒399-3301 長野県下伊那郡松川町上片桐2669-1 電 090-8179-3299)
事務局:春日昌夫
(〒399-3103 長野県下伊那郡高森町下市田2974-3 電 0265-35-2191)